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A-4 竹原勝也氏

  • 執筆者の写真: エルトラック
    エルトラック
  • 2018年5月11日
  • 読了時間: 4分

更新日:2018年5月24日

文=水野慎士(ERUTLUC指導員)

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はじめに

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 竹原勝也氏は、日本各地でクリニックを開催されたり、中学、高校、大学などのカテゴリーを超えて豊富な指導経験をお持ちのスキルデベロッパーです。

 また2003年より「elite-8 Los Angels Basketball Camp」を主催し、毎年小中学生や高校生・大学生を対象に、アメリカのロサンゼルスでのバスケットボールキャンプを行うなど、日本のバスケットボールにとても貢献をされています。そして、竹原氏自身が10年以上アメリカと日本を行き来し、常に学び続けており、新しいものを取り入れながら、ベースを常に意識したものが多く、本当に必要なものは何か、こだわり抜かれたその指導は多くの方から高い評価を受けています。


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CLINIC MENU

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1)イントロダクション


2)ボディハンドル(3つの姿勢)


3)ドリブルストップ


4)ストップセパレーション


5)リフトシフト


6)プラントフットからダウンヒル


7)ランジシリーズ


8)縦ジャブからのアタック

  ・プラントフット

  ・ショットフェイク


9)横ジャブからのアタック

  ・パーシャル

  ・スイッチフット

  ・ホバー



--------------------------------- 指導理念を教えてください ---------------------------------

 指導理念は『Detailにこだわる』です。

 コーチが細かな部分をどこまで把握できているかが大切だと考えています。


 例えるならば、お医者さん。患者が人間ドックを受診して、様々な事を調べますよね。

それをお医者さんがどこまで理解し、把握できているのか?もしお医者さんが人間ドックで調べている項目について知らなかったり、何か異常があってもそれに気がつかなかったらその患者にとっては大変なことになります。


 だから選手のパフォーマンスに対するプロファイリングがとても重要で、例えば足の向きや角度、プレー時の呼吸法など、細かな部分までコーチとして理解をしているかが重要です。



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今回のテーマで取り上げた「イニシャルモーション」についてお聞かせください。 ----------------------------------

 「イニシャルモーション」つまり「初動」とも言い換えることができますが、私が考える本当の「初動」は“ボールをもらう前”の動きです。


 このイニシャルモーションをレベルアップさせることで、自分の体を正しく、効率的に使えるようになり、それがスキルの表現度の向上につながっていくと考えています。


 コーチから言われたことがしっかりと表現できる選手だからこそ、その先に個人のイマジネーションを発揮できると信じています。



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ジュニア期へ選手たちへ指導する際に気をつけていることは何ですか? ---------------------------------

 「はしご」をイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、いきなり5段目ではなく、1段目、2段目と足をかけて登っていくべきです。


 ジュニアの選手たちにいきなり7段目を与えている場面を目にすることもあります。

 例えば、プロ選手ではすでに1~6段目はできてるから、7段目からスタートするということはあるかもしれませんが、ジュニア期の選手に対しては指導者が上ばかりでなく、まずは土台を見ることが重要だと思います。


 指導者としては1段目、2段目を知っていて6段目を教えているのか?そういった自分への振り返りを常にしていくべきだと。


 また選手たちも単にその技術が「できている」ではなく、その技術について「理解してできている」ということが重要です。

 逆のことを言えば、「知らないで、それができない」と「知っているけど、それを選択しない」の違いとも言えますね。


--------------------------------- 今回のクリニックを進める中で特に意識したことは何かありましたか? ---------------------------------

 今回のクリニックでは「コーチング」ではなく、「ティーチング」と「ファシリテーション」を重視しました。選手たちが自ら気づきを得られるようにまず、“解答を示し”、“実際の行動を促し”、そして“自問自答させる”ことを狙いとしました。


 指導者は選手たちへ選択肢を与えてあげることが大切で、今回のクリニックで言えば、縦ジャブや横ジャブなどのディフェンスをずらす技術が手立て(選択肢)になるわけですが、

本質的な部分はダウンヒル、つまりリング方向へ果敢にアタックできることなので、その部分はクリニック中も強調しました。


 また、練習の待ち時間の使い方にも選手たちにはこだわって欲しかったので、指導者として待ち時間までどのようにデザインするのか、そういった『Detail』にもこだわって練習を組み立てたつもりです。

 
 
 

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