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保護者講習-3  森毅氏

更新日:2018年6月29日

文=板橋勇斗(ERUTLUC指導員)

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はじめに

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 トップアスリートに対する食習慣改善を中心とした栄養サポート、VAAM・SAVASなどのスポーツサプリメントの学術情報開発と「健康な食生活」の普及活動を実施する株式会社 明治より、スポーツにおける栄養の重要性と毎日の食事の重要性をより多くのお客様に届け、スポーツを通じて笑顔(=幸せ)になってもらうために活動している森 毅(株式会社 明治)氏に「成長期の食事と運動」についてお話しいただきました。その一部を皆さんにご紹介致します。


--------------------------------- 講習会の内容 ---------------------------------

 「カラダは食べたものでできている」


 ①小中学生は成長期    → 今しかできない骨貯金

 ②運動が体に与える影響  → 成長の分と運動の分が必要

 ③栄養フルコース型の食事 → 主食、主菜、副菜、果物、乳製品


 食事のタイミングを意識する


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小学生の高学年から中学生にかけてやってくる「成長期」 ----------------------------------


「今しかできない骨貯金」


一日に必要なカルシウム摂取量は小学男子(5・6年)で700mg、小学女子(5・6年)750mg、中学生になると男子が1000mg、中学女子が800mgが必要になる。


骨密度の増加量は20歳までは成長を続けていき、20歳を超えたあたりで成長が止まる傾向にあります。


その成長過程である、小・中学生の時期に必要なカルシムを摂取できる環境を作り出す。


ただ学校の給食だけでも、カルシムが不足しているのが現状なので、結果、家庭出される食事の質が「成長期」ではとても大事になってくる。


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運動が体に与える影響 ---------------------------------

 食事から得られる栄養素は5大栄養素と呼ばれています。

 この5つは、カラダの中で、大きくわけて3つの働きをします。


①エネルギー源(カラダを動かすためのガソリン)

②身体づくり(カラダをつくるもと)

③体調を整える(カラダの機能を維持)


 どれだけ練習を頑張れるか、どれだけパワーを発揮できるか、どれだけたくましく成長するかは毎日の食事と大きく繋がってきます。


 5大栄養素が整ったバランスの良い食事は、みなさんの強いカラダをつくり、体調を整え、強い気持ちを引き出す源になります。


 それは、トップアスリートでもスポーツジュニアでも同じです。

 練習やトレーニングと同じくらい「食べること」「寝ること」に一生懸命であってほしい

です。

--------------------------------- 栄養フルコース型の食事 ---------------------------------

 「栄養フルコース型」の食事とは、カラダに必要な5大栄養素を、簡単に「フル」に摂ることができる食事のことで、具体的には


①主食、②おかず、③野菜、④果物、⑤乳製品


の5つを毎食そろえる食事のです。

この食事法を、ジュニア時代からしっかりと習慣づけていくこと!


--------------------------------- おわりに ---------------------------------

 選手の皆さん、食事もトレーニングのひとつです。カラダは、自分が選んで食べたものでできています。3食X 365日=1095食!さあ、バランスの良い「栄養フルコース型の食事」を実行して、未来の自分をつくりましょう!

 保護者の皆さん、成長期の選手にとって最も重要なサポートのひとつが食事です。いい練習・いいトレーニングの効果をMAXにするのがバランスの良い「栄養フルコース型の食事」、そしていい睡眠。まさに保護者のみなさんの腕の見せ所です!

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