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東 信克 氏の 「ハンドリング、1on1」 「シューティング、1on1」

「がっちゃん」─みんな親しみを込めて東氏のことをこう呼ぶ。

初めて出会った選手たちも、保護者の方も出会ってすぐに「がっちゃん」と呼んでしまう。そんな親しみやすく、温かい人柄の東氏のクリニックレポートをお届けします。

─指導理念をお聞かせください。

テーマは「自立」です。どうやったらサバイバルで生き抜いて行けるか。それは、バスケの練習でも試合でも、そして、社会に出てからもそうです。

いかに自分で考えて行動する人になれるかを考え、「教えすぎない」ようにしています。

─指導のねらいと目的を教えて下さい。

参加している選手たちの表情をよく見てコントロールすることを心がけています。

自分とは合わない人間でも、みんなが「楽しかった!」と思ってくれるように、どんなプレーヤーも「楽しかった!」と思ってもらえるように指導しています。

─ジュニア期の選手に対する指導について普段から意識している事は何ですか?

年代、プレー歴、カテゴリーがどうあれ、みんな「初心者」として接しています。

今回のように、どのようなキャラクター、レベルの選手が参加するのか分からない場合は特にそう接しています。

─クリニックの感想をお聞かせください。

参加してくれた選手たちが自信をつけてくれた。

開始1時間で「満足した」と思ってくれたように感じました。

─サミット全体の感想をお願いします。

とても良かったと思います。

普段、集まることのない指導者たちが集まることができ、良い刺激になりました。

また、若い指導者などには、縁づくり、勉強のきっかけになると思い、とても素晴らしいイベントだと思いました。

子どもたちも色々な大人と接することで、感性が磨かれると思いました。

─まとめ

東氏のクリニックは、とにかく「温かい」

選手たちが失敗をしても、イタズラをしても怒らず、笑顔で包み込む。

1日目のハンドリング練習の中で、選手たち自らに新しいハンドリングテクニックを考えて発表してほしい、という時間がありました。

選手たちは、我先にと手を挙げ、自分なりに工夫したハンドリングを披露していきます。

しかし、上手くいかずボールを落としてしまう。そんな選手たちを笑顔で励まし、「もっと練習したら良いものになりそうだね」と背中を押してあげる。

東氏の「教えすぎない」指導法と「自立」を促す声掛けの仕方は、すべての指導者のみならず、保護者、子どもと接するすべての人のお手本となるものでした。

【練習メニュー】

■ハンドリング、1on1

☆ハンドリングルーティン

☆椅子ドリブル

・ヨコ

・タテ

・レッグスルー

・アラウンドバック

☆クロスオーバーキラー

・クロス

・インアウト

・アウトイン

☆テニスボール

・ドリブルキャッチ

・クロスキャッチ

☆小さいボールで1on1

・DFはボールで押す

☆プニョプニョ棒でコーチと対決

☆3種のボールでノックアウトゲーム

■シューティング、1on1

☆ダイナミックストレッチ

☆シュートバンド

・壁で素振り

☆ラインシュート

・ラインに落とす

☆ボードサイドシュート

・ボードの側面に当てる

☆椅子シュート

・片手で椅子に座ってからのシュート

☆シュートポケットシュート

・2.5メートルの距離から、ガイドハンドにはコインを挟む

☆ドリブルシュート

・椅子に座って3回ドリブルしてシュート

☆プニョプニョ棒を持っているコーチに向かってシュート

☆シュートフィニッシュの種類

・ワンステップシュート

・逆足ワンステップシュート

・フローターシュート

・ステップバックシュート

・スピンからフックシュート

☆1on1

☆1on2

☆3種のボールでノックアウトゲーム


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